熱意を指導に反映させやすい
総合コース教頭 南原 賢二
「人」が「人」を育てる
私は長らく公立高校の教員を勤め、いろいろな学校現場を経験してきました。その私でも「この職場は、活力があっておもしろい」と感じられるのが、池上学院高等学校です。教員、生徒、保護者の関わりが濃く、「人」が「人」を育てる、という実感があります。
教員は常々、生徒と保護者の話に耳を傾け、大切な事柄については関係する教員の間で情報を共有します。また、どの教員も生徒をよく観察し、気づいたことは職員室で話題にしています。情報交換会や研修も随時行って、担当教員だけでなく教員全体で生徒の変化や成長を見守る姿勢があります。
十分に力を発揮したいなら
このような学校ですから、公立高校はもとより、他の私立高校と比べても、教員が熱意を具体的な指導に反映させやすい環境であるように思います。
規則や職制のために「自分の満足いくところまで生徒を見てやれなかった」「中途半端な指導に終わってしまった」「もう一押しできれば、もっといい結果になったのに」――いままでそんな後悔や不完全燃焼の思いを抱くことが多かった人なら、本校ではきっと思い切り仕事ができるのではないでしょうか。
「教育の原点」を確かめる
上に述べたように、本校の教員は、生徒の小さな変化に気づき、その向上や成長を、当の生徒と、家族や支えてくれる人、そして教員の間で喜び合うことを大切にしています。その経験を通じて、教員自身も大きく成長します。それはシンプルな「学びの原点」です。
「その原点に触れたい」あるいは「その原点に立ち返りたい」という人を、ぜひ、池上学院高等学校の新しい仲間として迎えたいと思います。