助け合い、教え合う、
面倒見のいい職場
[総合コース]教諭 教諭K・T
念願かなって教壇に
教員を志しながら塾講師を続けていたのですが、結婚を機に民間企業に就職しました。しかし、この会社が倒産。そこで再度教員を目指すのですが、30代の未経験者を採用する学校はなかなか見つからず、あきらめかけていた時に池上学院高等学校の求人を知りました。
採用の通知をいただいた時には迷わず入職を決めました。ほとんど「拾ってもらった」ようなものですから。なにより、教壇に立つという念願がかなった喜びが大きく、新しい仕事・職場への不安はまったくありませんでした。
思いを伝える難しさ
池上学院が大切にしているのは、生徒・保護者・教員の間の信頼関係です。日頃から意思の疎通を丁寧に図る必要があるのですが、とくに勤め始めて年が浅いうちは、生徒や保護者に的確に思いを伝えられず、もどかしい思いをすることが幾度もありました。
小手先のテクニックでは対処できません。基本に立ち返って生徒との接点を増やすことで、そんな手詰まりも解消できました。
雰囲気の良い職場
個性様々な教職員が集う職場ですが、「生徒のために」という思いは共通です。他の学校を経験している教員が「池上は職員室の雰囲気が良い」と話します。確かに面倒見のいい職場です。私自身も先輩や同僚、この学校に育ててもらって先生になれました。
そんな自分ですから、生徒たちを精一杯、後押してあげたい。高校卒業後も自立して自分の道を進んでいける人になれるよう、できるだけのことをしたいと思います。
人間力を磨ける仕事
本校には自分に自信のない生徒が多いので、まずは教員が生徒のことを「いいね!」と承認してあげることが大事です。その積み重ねがあってはじめて、生徒が自分自身を認められるようになります。教員の側も生徒の様子を日々よく観察して適切な声かけをすることが求められますから、自然と人間力が磨かれます。